[完全予習]2025年全英オープンゴルフ 開催情報まとめ~視聴方法や開催コースは??~

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今年もいよいよメジャー最終戦、「全英オープン」の季節がやってきました!

大会視聴、情報迷子になりがちですよね…
そんな皆様に向けて(半ば自分用)、今回は
・開催日程&視聴方法
・大会情報
・開催コース
についてまとめました。

初観戦の方も久々に観る方も、予習用に是非ご覧下さい!


<2025年 全英オープン特集>

part1:[完全予習]2025年全英オープンゴルフ 開催情報まとめ~視聴方法や開催コースは??~
part2:2025年 全英オープン出場日本人をご紹介!~現世界ランクや出場資格一覧も~
part3:2025全英オープン 開催コース徹底解説!part1
part4:2025全英オープン 開催コース徹底解説!part2


2025年 全英オープン 開催概要

本戦日程2025年7月17日(木)~2025年7月20日(日)
開催場所Royal Portrush Golf Club (北アイルランド)
DUNLUCE コース

第153回目の開催となる2025年大会は、
北アイルランドの北端海沿いに位置する
「ロイヤルポートラッシュゴルフクラブ」
にて開催されます。

アイルランドと日本の時差は8時間。
大会は現地の朝から開催されるので、日本では日中から夜にかけての放送になりますね。

放送予定と視聴方法~地上波での放送は無し~

日本から大会を観戦する方法は、

  • U-NEXT
  • ゴルフネットワーク (CS放送)

いずれかのみとなりそうです。

公式ホームページにも、日本での放送については

日本:U-Next / JGN(※1)

大会公式ホームページ:https://www.theopen.com/

としか記載が無く、地上波では放送されない見込みとなります。
(正式には「未定」とされていますが、恐らく無いでしょう…)

(※1)JGN:ジュピターゴルフネットワークのことで、GOLF NETWORKを運営する企業名

まとめると、日本で本大会を観戦するには

  • U-NEXT(要会員登録)
  • ケーブルテレビの視聴環境

いずれかが必要となります。

※注意点※
その1:

GOLF NETWORK公式ホームページには
「※動画配信サービス「ゴルフネットワークプラスTV」での同時配信はありませんのでご注意ください。」
とのアナウンスが掲載されています。
ネット配信の「ゴルフネットワークプラスTV」では恐らく生配信はされないものと思われますので、ご注意下さい

その2:
本大会についてweb検索すると、上位にテレビ朝日の公式ホームページが出てきますが、こちらの情報は「2023年大会」の内容です。
この大会を最後にテレビ朝日は全英オープンの放送から撤退していますので、ご注意下さい。

各サービスでの放送予定は以下の通りです。(6/14時点)

<U-NEXT>

7月17日 (木)14:20 配信開始  14:30 開演予定
見逃し配信期間:〜1月17日 23:59
7月18日 (金)14:20 配信開始  14:30 開演予定
見逃し配信期間:〜1月17日 23:59
7月19日 (土)17:50 配信開始  18:00 開演予定
見逃し配信期間:〜1月17日 23:59
7月20日 (日)16:50 配信開始  17:00 開演予定
見逃し配信期間:〜1月17日 23:59

※記載の時間は全て日本時間です。

U-NEXTでは他大会同様、「松山英樹徹底マークチャンネル」も配信される模様です。
ただし、会員でも有料コンテンツのようなのでご注意下さい。

<ゴルフネットワーク>

初回生放送

7月17日 (木)午後2:30~午前4:00
7月18日 (金)午後2:30~午前4:00
7月19日 (土)午後6:00~午前4:00
7月20日 (日)午後5:00~午前3:00

再放送1

7月18日 (金)2025全英オープンゴルフ選手権 1日目
午前9:00~午後2:00
7月19日 (土)2025全英オープンゴルフ選手権 2日目
午前9:00~午後2:00
7月20日 (日)2025全英オープンゴルフ選手権 3日目
午前10:00~午後3:00
7月21日 (月)2025全英オープンゴルフ選手権 最終日
午後0:00~午後6:00

再放送2

7月24日(木)2025全英オープンゴルフ選手権 3日目
午後1:30~午後4:30
7月24日(木)2025全英オープンゴルフ選手権 最終日
午後5:00~午後8:00

※記載の時間は全て日本時間です。

無料で観る方法は?

ただ、「とは言っても無料で観たい…!」
そんな方に朗報です!

公式ホームページにはこのように記載があります。

In addition, The Open Radio will offer more than 50 hours of live coverage, and will be available across the globe through The Open website, The Open App, and R&A TV.

公式ホームページ:https://www.theopen.com/latest/all-you-need-to-know-153rd-open-royal-portrush

ここで言う「The Open Radio」とは、全英オープン運営事務局主催の配信企画みたいなものですね。

つまり

  • 全英オープン公式ホームページ
  • 全英オープン公式アプリ
  • R&A TV(R&Aが運営するホームページ)

いずれかで、web観戦が可能なようです。

ChatGPTによるとこれらのサービスは無料で閲覧可能とのことでしたが、全てのサービスが完全無料なのかどうか、正確な情報をみつけることはできませんでしたので、興味のある方はチェックしてみてください。

確実に無料で視聴したいという方は、U-NEXTのお試し期間を利用するのが確実な方法となります。
無料お試し期間を既に使ってしまっている方は、上記のアプリやウェブサイトから観戦できそうです!

全英オープンのここがすごい

つづいて、4大メジャーの一つである、この「全英オープン」についてもう少し深堀りしてみましょう!

ポイントは以下の3点です。

  • 世界最古、別格の大会
  • ゴルフの原点、”リンクスコース”での開催
  • ”ゴルフ”というスポーツとイギリス文化の融合

世界最古、別格の大会

まず注目すべきは、全英オープンの圧倒的な歴史の深さです。
1860年に第1回大会が開かれ、160年以上もの間、その伝統が受け継がれてきています。

実はこの全英オープン、英語での正式名称は
「The Open Championship」
とされており、ここにもその特別性が現れています。

というのも、正式名称の中に”GOLF”という言葉が含まれていないんですね。

例えばテニスのグランドスラムの一つである「全豪オープンテニス」の正式名称は
「Australian Open Tennis Championships」
と、きちんと”TENNIS”という競技名が含まれています。

これ、第1回開催時に他にオープンな選手権が開催されていなかったため、他の競技と区別する必要がなかった、ということなんですね。

ゴルフの原点、”リンクスコース”での開催

2つ目のポイントは、開催コースは「シーサイドリンクス」に限る、とされている点です。
(明文化はされていないようですが、ほぼ確定的なルールといって差し支えないでしょう)

”リンクス”とは、海沿いの自然地形を活かして作られたゴルフコースのことを指します。
海沿い特有の湿気や強風もさることながら、ゴルフの原点とも呼べる「あるがまま」を理念としたコース設計が見ものとなります。

日本国内開催の大会ではほとんど見ることがない、「ポットバンカー」が配置されているのも特徴ですね。

これらの特徴から、リンクスコースの攻略には経験が必要とも言われており、”まさかのベテラン選手”が優勝を勝ち取る可能性もあるかもしれません…!

”ゴルフ”というスポーツとイギリス文化の融合

そして、文化としてのゴルフという面も、いちゴルフファンとしてはしっかりと抑えておきたいポイントです。

イギリスの社交界では他の競技と並び、下記スポーツ祭典の最高峰の一つとされている点もさることながら、英国貴族文化との結びつきも強くあります。

その象徴が、優勝者に贈られる「クラレット・ジャグ」です。

“ジャグ”という名前からも想像できる通り、これはワイン注ぎ器がモチーフとされています。

“クラレット”とはボルドーワインの英国風呼称。

開催当時はまだ「上流階級の象徴」であったワインをモチーフとすることで、「ゴルフという紳士の競技」を体現したとも言えるでしょう。

また、開催コースのほとんどが”ROYAL”を冠する = 英国王室から称号を授かった超名門コースであることからも、その伝統と格式の高さが伺えます。

開催コースのここをチェック!

最後に、今年の開催コースである「ロイヤルポートラッシュ ゴルフクラブ」についてみていきましょう。

コース名ロイヤルポートラッシュゴルフクラブ(北アイルランド・ポートラッシュ)
ダンルースコース
ホール数全18ホール
par71

各ホールの詳細なコースマップは確認できませんでしたが、全英オープン公式アプリから、全体マップを見ることができます。

本コースでの開催は1951年、2019年に続き3度目の開催となります。
2019年大会では地元アイルランドのシェーン・ローリーが優勝をおさめています。

なんとこのコースのメンバーにはローリー・マキロイも名を連ねており、
マキロイの4大メジャー年間2勝目にも期待がかかります。

No.ホール名YARDpar
1Hughie’s4214
2Giant’s Grave5745
3Islay1773
4★Fred Daly’s4824
5★White Rocks3744
6Harry Colt’s1943
7Curran Point5925
8Dunluce4344
9Tavern4324
10Himalayas4474
11P.G. Stevenson’s4744
12Dhu Varren5325
13Feather Bed1943
14★Causeway4734
15★Skerries4264
16★Calamity Corner2363
17Purgatory4084
18Babington’s4744

★印はコース公式ホームページで紹介されている注目ホールです

海外のコースは、ホールごとに名前がつけられているのも特徴的ですね。
コースを見ながら、その名前の由来などを考えてみるのも観戦の一つの楽しみ方ではないでしょうか。

今回は以上となります。
全英オープン2025年大会、みんなで楽しみましょう!


<2025年 全英オープン特集>

part1:[完全予習]2025年全英オープンゴルフ 開催情報まとめ~視聴方法や開催コースは??~
part2:2025年 全英オープン出場日本人をご紹介!~現世界ランクや出場資格一覧も~
part3:2025全英オープン 開催コース徹底解説!part1
part4:2025全英オープン 開催コース徹底解説!part2

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