ゴルフは独学で上達できるのか?初心者抑えておきたい練習ポイント

ACTIVITY
  • ゴルフを始めたけどレッスンに通うか迷ってる
  • 独学でやろうと思ってるけどできるかな?気をつけることとかある?

いざゴルフを始めてみたものの、こんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、

  • ゴルフは独学でも上達できるのか?
  • 独学で練習する際に気をつけたいポイント

今回も、33歳からゴルフを始めて
100切り達成したアマチュアゴルファーの視点からお届けします!

なにかしら皆様のご参考になれば幸いです。

独学でもゴルフは上達できる!

まずは結論…といきたいところですが、
その前に「上達」の定義を確認しておきたいと思います。

当サイトでは、「上達」= スコアアップ として定義します。
ゴルフって、注意しておかないと
”綺麗なスイングをすること”
が目的にすげ変わっちゃっていることがよくあります。

いくら綺麗なスイングができても、
スコアに繋がらなきゃ全く意味ないですからね。
(※綺麗なスイングが無意味、という意味ではないのでご注意ください!)

さて、上記を踏まえた上での結論は…

結論:独学でも上達はできる!が、どこまでいけるかは未知数

というのが現時点での、私の意見です。

「上達できる!」とまで断言できるのは、
実際に私が、独学のみで100切りできているからです!

始めた当初は、130、140打つことなんてザラでした。

そんな私が、気づけば100切りを達成し、
90を出せるまでに成長しました。
(いまだギリギリ80台は出ず…)

しかしこの道のりは地味に長く、
100切り達成までには3年半かかっています。

そんな、実際に自分で試行錯誤し、
遠回りしてきたからこそ気づいた視点を踏まえて、
独学ゴルファーが意識する点や、
気をつけておきたいポイントなどを紹介します!

独学ゴルファー用!チェックポイント5選

さて、早速本題に、といきたいところですが
その前に、レッスンと独学のメリット・デメリットについて
簡単に確認しておきましょう。

メリットデメリット
レッスン・効率的に上達できる
・悩んだら質問できる
・理論がブレない
・費用がかかる
・自分のペースでやれない
・コーチが合わないと苦しい
独学・自分で探求する楽しさがある
・安く済む
・自分のペースで練習できる
・時間がかかる(場合がある)
・質問相手がいない
・”正解” が無い(分からない)

探せばまだまだ出てくるとは思いますが、
一旦この辺にしておきましょう。

でもって…
こんな記事を書いておきながら本末転倒ですが、
「効率的にうまくなりたい」などのニーズがあるなら、
はっきり言ってレッスンを受けた方が絶対よいです。

レッスンか独学か、五分五分で迷ってるような方には
レッスン受講をおすすめします。

私の場合は、

「生涯スポーツと言われるゴルフ。
そんなに急いで上達したら、
後々楽しみなくなっちゃうじゃーん」

といった具合で、ここまで独学ゴルファーを貫いています。
ゆえに(不要な?)苦労も多かったわけですが…

こんなポイントも頭に置きつつ、
チェックポイントを見ていきましょう!

ベースの”型”は一つに決めよう

まずは一番大事なポイント、「ベースの型」についてです。

ここがふわふわしてるとめちゃくちゃ迷子になります
迷子になると無駄が多くなります。

ゴルフスイングって、教える人によって
色々な理論、ロジックがあるんですよね。

「GGスイング」とか「スタックアンドチルト」など
名前のついた ”スイングモデル” とかもありますね。

で、コーチによって
ベースにしている理論が違います

そして、その異なる理論を両方取り込もうとするのは、
やっぱり無理
な話なんですね。

なので、ベースの型やスイングモデルは
一つに絞ったほうがよいです。

じゃあ、「絞るにはどうすればいいの?」という話になりますが
”説明がわかりやすい人のレッスンをみつける”
のが、一番手っ取り早いと思います。

言ってることを理解しづらい時点で、
何かしら(レベル感だったり、イメージの仕方など)が
合ってないと言えます。

まずは「お手本モデルにする1人のコーチ」を決めましょう!

”うまく当たらない”はしばらく我慢 & 動画でチェック!

特に初心者のうちは顕著だと思いますが、
お手本やレッスン通りにやっても
「ボールに当てるのすらうまくいかない」
ということが頻発すると思います。

初心者じゃなくても、
新しい要素を取り入れたり、
なにか変えようとした場合も同様です。

この時に最も避けたい行為
 ・上手くあたるまで無闇に振り回す
 ・改善を諦めて前のスイングに戻る
この2点です。

この2つの行為だけは絶対に避けましょう!

無闇に振り回すのは、練習じゃなくて占いです。
当たったのはただのまぐれです!

諦めて前のスイングに戻っていては
何も進歩は得られません!

ボールを上手く打つために練習しているのに、
それすらままならない…

このままでは次のラウンドが不安…

気持ちは良くわかります。

けれど、ここが一番の我慢のしどころです!

地味だけれど、地道に続けてると
いつか
”無意識でも大きなミスにならない”
ようになるタイミングが来ます

そしてそのチェックのために、
しっかり動画を撮って、自分のスイングを確認しましょう。

そもそもゴルフは”ミスのスポーツ”とも呼ばれるくらい、
ボールにしっかり当てることすら、高難易度です。

動画を撮って、スイングのチェックポイントさえ守れていれば
しっかりボールに当たってなくてもOK!

これくらいのノリで、
“当たらないこと”にとらわれすぎず、
時には我慢をしながら練習を続けていきましょう!

Youtubeはガンガン見るべし

一般的に、ゴルフ上達を目指す場合
「情報を無闇に入れすぎない」
ことが推奨されます。

上述もしたとおり、
食い違った理論(情報)が
ぶつかり合ってしまうことがあるから
です。

ただ、”独学での上達”を目指すゴルファーにとっては
やや事情が違ってくると考えています。

というのも、独学ゴルファーは

 分からない、理解できない
  ↓
 質問する
  ↓
 わかりやすく説明し直してもらう

といったフィードバックサイクルが取れないからです。

「自分が納得できる説明を探し回る」しかないんですね。

最初の説明では全然腹落ちしなかったけれど、
「違うイメージでスイングしたらスッと飲み込めた」
という経験がある方も多いのではないでしょうか?

ただ、ここで注意しておきたいのが
一番最初にお伝えした、
「型はひとつに絞る」
という点は崩さない
ことです。

たとえば
 ・目指す型では、右肘は開かないと言っている
  しかし
 ・右肘をひらくことを推奨するスイングを参考にする
これはNGです。

youtubeをガンガン観る理由は
 ・右肘を開かずスイングしやすいためのイメージ探し
をするためです。
 ・最初の説明ではヘッドカバーを挟んでの練習を推奨していた
  →しかしこれだとうまくイメージが掴めなかった
 ・他の解説ではアライメントスティックを挟むことを提案していた
  →こっちの方が「右肘を開かない」イメージがしやすかった
こんな感じです!

チェックポイントは ”型” に則りつつも、
イメージの補完や、別視点を得るため
いろんな情報に、積極的に触れましょう!
(ただし、軸はぶらさないように!)

マネジメントも勉強しよう

続いては、意外と見落としがちな
「マネジメント」についてです。

「ゴルフの上達」というと、
ついつい”スイング作り”に目が行きがちですが
「マネジメント」も非常に重要な要素です。

むしろ、上達 = スコアアップ においては、
スイング作りよりも重要といっても
過言ではないかもしません。

なんなら100切り目標であれば、
マネジメントを変えるだけでも
さくっと達成できてしまう
人も居るでしょう。

スーパーショットをバシバシ打つプロでさえ
練ランをし、キャディーさんを付け、
シビアにマネジメントしているわけです。

それくらい、スコアアップにはマネジメントが大切です。

あと、マネジメントの改善って
即効性が高いのも非常に魅力的なんですよね。

スイング作りには時間がかかります。
「当たらないは我慢」でも書いたように、
一時的に退化する場合すらあります

その反面、マネジメントはスコアに直結します。
場合によっては10打変わるなんてザラだったりします。

そして、マネジメントってある程度定石があります。

どの情報源でも、
「全然真逆のことを言ってる」
ということがあまりありません。

私自身、これまで相当量のゴルフ情報を漁ってきましたが
「コースでは7~8割でスイングしよう」
と説明する情報源は山程ありますが、
「コースに出たら常にマン振り!全力で振れ!」
と声高に訴える人には出会ったことがありません。

スコアアップにはマネジメントが欠かせません!
定石を抑えて、ラウンドに活かしましょう!

やっぱり基礎練が大事

いよいよ最後のチェックポイントです。

最後になりましたが、一番大切なポイントだと思います。

何事においても、やっぱり”基礎”は大事です!

私はここを疎かにしてきたがために、
随分遠回りをした
ように思います…

ゴルフを始めたての頃は

「しっかり振ったら遠心力とかもめっちゃかかるし、
軌道も変わってくるから、
小さいスイング練習なんて意味無いじゃん」

となんて思っていました。
恥ずかしながら、つい半年くらい前までそう思っていました

しかし、全然スコアが伸びない、
完全に停滞していた時期に
「ちゃんと基本に立ち返ろう」
と思い直し、小さいスイングを続けていました

そこからスコアが動き始め、
念願の100切りを達成できたわけです。

今あらためて思うのは、
「地味な基礎練が何に繋がってるのか」
を意識しながらやる
ことが大切だったなと感じます。

たとえば4時-8時くらいのコンパクトスイング。
これ、フルスイングには直接繋がらないんです。

しかし、
 ・当て感を養う
とか
 ・力まないから動作の不具合に気づきやすい
とか、そういうメリットがあります。

地道に体に染み込ませていって、
やっとフルスイングに生きてきます。

ほんと、地味なんです。
けれど、続けていくと”何か”に気づく瞬間があります
(ちなみにここが、独学ゴルファーの辛さであり、最大の楽しさでもあったりします)

地味だけど、基礎練はコツコツ続けよう!

ちょっと余談になりますが、
基礎練についても「マネジメント」と同じく、
“全然違うことを言っている” ということが少ないですね。

やっぱり、どんなモデルのスイングにも
「共通する下地」みたいなものがあるのでしょう。

まとめ

まだまだ書きたいことはありますが、
キリが無いので今回は以上となります、、!

今回は
「独学ゴルファーの上達にに向けたチェックポイント」
についてまとめてみました。

  • ベースの型は一つに決めよう
  • ”うまく当たらない”はしばらく我慢 & 動画でチェック!
  • Youtubeはガンガン見るべし
  • マネジメントも勉強しよう
  • やっぱり基礎練が大事

独学で上達に悩む方は、
以上5つのポイントを意識してみてください!

ちなみに、私の独学方法はほぼYoutubeメインでしたが、
書籍を取り入れるのもよいかと思います。
(ただし雑誌などのワンポイントレッスンではなく、
1冊にまとまっている、教則本のようなものが良いでしょう)

ちなみにまたまた物凄く余談ですが、
完全独学でゴルフを練習してきた私。

シャフト選びで試打をしていた際、
フィッターさんから

「今のスイングなら、合うシャフトさえ選べば
スコア80なら保証する!」

とまで言ってもらえました。

独学でもここまでは来れます!

そして目指すはシングルです。
まだまだ道半ば(というか出発したばかり)ですが、
是非、私の成長も見守って頂けたら嬉しいです。

そして一緒に成長していきましょう!

みなさんそれぞれの目標に向けて、
素敵なゴルフライフを送れることを
こころより祈っています!

おまけ~私がお世話になったチャンネル~

最後におまけです。
これまで私がよく参考にしてきたyoutubeチャンネルをご紹介します。

あくまで「私がよく見てた」だけです。
他にも素晴らしい配信をされてる方も沢山いらっしゃいます!

”最初に探すとっかかり” くらいのテンションで、ご参考ください。

言わずと知れた特大ゴルフチャンネル!
独学ゴルファーがちょっと注意したいのは、
コーチが数多く登場する点。
メインで観るのはお気に入りのコーチ1人に絞って、
他のコーチの回は参考に、という感じがよいでしょう。

PGA トーナメントプレイヤー”ひぐけん”こと、
樋口 健太郎プロの運営するチャンネル。
初心者向けのレッスンから、
上級者向けのシチュエーション別レッスンまで
幅広い内容でゴルフ情報を発信されています。

数多くのプロを排出するプロコーチ、
三觜喜一プロのyoutubeチャンネル。
定期的に”視聴者強化プロジェクト”も開催されていて、
観ていたら直接レッスンを受けるチャンスも…!?
私が始めたての頃は、ちょっと腹落ちしずらかったのですが
時間が経つにつれ、「こういうことか!」が増えてくる
(私にとっては)スルメのようなチャンネルです。

ゴルフライターのコヤマ カズヒロさんが運営される、
ゴルフ関連全般の情報を発信されてるチャンネルです。
ギア関連のお話などが多いものの、
チャンネル内の人気企画「弱者のゴルフマネージメント」シリーズは
マネジメント面でとても勉強になります!
100切り前は毎日のように
「弱者の100切り指南【弱者のゴルフマネージメント 特別編】」
の動画を、子守唄代わりに眠りについていました。

ごく一部のご紹介になりましたが、
他にも素晴らしい情報発信をされてる方が多くいらっしゃいます。
”お気に入りのチャンネル”が見つかると
これからの練習も、より楽しいものになるかもしれませんね。

コメント