その職場、留まる?辞める?— 十分な栄養を得られる環境か

WORK

皆さんこんにちは。
Life Get Better 編集長のコーヤマ・リョウジです。

つい先日正月だと思っていたものの、気づけばもう1月も半ばに差し掛かってしまいました。。
どうにも時間の経過が早く感じる今日この頃です。

そして新年が明けたと思いきや、あと少し経つと卒業シーズンの到来です。
この時期になると、異動や転勤の話なども出てきて「今の会社を続けるか、心機一転、転職するか」などを考える方も増えてくるのではないでしょうか。

先日youtubeを垂れ流していたところ、岡田斗司夫さんがちょっと面白い話をされていました。
そのお話をヒントに、本日は「今の仕事を辞めるべきかどうか」についての考え方をまとめてみたいと思います。

職場の “栄養源” に ”根” を張れるか

上述のyoutubeの内容は、とある視聴者からの相談に対する回答からの一節になります。
かなり掻い摘んだ要約になりますが、大枠は下記のような内容になります。

[相談内容]
 ・上司と飲んでいたところ「野球の話くらいできたほうがよい」と言われた
 ・野球には興味が無い上に今から覚えても知識量で周りの人に追いつくのは無理だろう
 ・そのような無駄なことをしなければいけないということに怒りすら覚えるが、
  極力円満にことを運ぶにはどうすのが良いでしょうか?

[回答]
 ・会社に ”根を張りたい” と思うなら、上司の言う通り共通の話題の一つくらいは必要
 ・ただし「一つくらい」であって野球である必要はない
 ・栄養源がある方向に根を広げられればよいので、
  自分に”栄養”をくれる人と合う話題が作れればOK

この回答の中の「根を張る」「栄養源に根を広げる」という表現が妙に腑に落ちました。
こちらのやりとりでは「野球の話をできるようになるべきかどうか」が議題でしたが、少し視点を変えて「その職場に留まるべきかどうか」という視点から、この「根」「栄養」という話を見てみたいと思います。

その職場、ちゃんと栄養をくれてますか?

見出しのタイトルでなんとなく予想がつく方も多いかとは思いますが、職場に留まるか、それとも辞めるかを考える際に、「その職場が自分に必要な栄養を、ちゃんと提供してくれているか」という視点で見ると考えやすい、というお話です。

  • とにかく何でもよいからお金を稼ぎたい
  • 家族との時間を大切にしたいから、プライベートの時間を多めに取りたい
  • 今の業界で経験を積みたい

などなど、人それぞれ必要としている”栄養”は違うかと思います。
しかし(特に真面目な人ほど)大して栄養をくれない職場に対して、「責任感」という原動力だけで必死に頑張ってしまう人が居ます。

栄養の全く無い土地に植えられた花はどうなるでしょうか?

成長しないどころか、枯れていく運命しかありません。
今の職場を続けるべきか迷っている方は、是非一度
「ちゃんと栄養を与えてくれているか?」
という視点から、自分の置かれている環境を見てみて下さい。

ここで1点注意して頂きたいのは、
「職場という土壌は、時にこちらの栄養を吸い取っている場合もある」
ということです。

▼プレッシャーが大きすぎて仕事終わりには何もできない程にクタクタになっている
 = 「エネルギー」という自分の栄養を吸い取られている
▼激務過ぎてプライベートの時間が削られている
 = 「時間」という自分の栄養を吸い取られている

このようなイメージで、「職場が栄養をくれているか」と合わせて、「自分にとって大切な栄養を吸い取られていないか」という点にも着目しましょう。

実は職場以外にも…??

ここからは完全に私の私見になりますが、この「栄養」という考え方は、職場だけでなく、他のあらゆる人間関係やコミュニティにも当てはめることができそうです。
例えば、恋人や友人関係、趣味のサークルや地域のコミュニティなども、自分にとってプラスになる“栄養”を与えてくれるか、”栄養”を吸い取られていないかどうかで見直す価値があります。

一つのコミュニティが自分にとって合わないと感じたら、無理に居続けるのではなく、別の環境を探すことも一つの選択肢です。そうすることで、自分自身の成長や幸福感をさらに高めることができるでしょう。

2025年、新しい視点で幸せを目指そう

新しい年を迎えた今こそ、自分の職場環境や人間関係について改めて考えるタイミングです。
この「栄養」という考え方を取り入れることで、より健やかで幸せな日々に近づけるのではないでしょうか。
2025年、あなた自身の「栄養」となる環境を見つけ、心身ともに満たされた一年を過ごせますように。

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