あの頃の僕に伝えたい。ゴルフ初心者のマナーは“とりあえず3つ”でOK!

ACTIVITY

・ゴルフ始めてみたいけれど、マナーとか難しそう…
・近々初ラウンドの予定だけど、どんなことに注意したらいいのか分からない…

ゴルフを始めてみたい、もしくは始めたての人にとって
“マナー” に関する心配を抱える人は多いのではないでしょうか?

実際問題、ゴルフってなんか
マナーに厳しいイメージがありますよね。

はっきり言ってしまうと、やっぱりそうだと思うし、
この”マナー問題”が、とっつきづらいイメージを
増大させてる要因にもなっていると思っています。

身近に教えてくれる人が居ればよいですが、
独学だとそうもいかない。

さらに、調べるとあれやこれやでてきて
「こんなにたくさん、頭に入らないよー!!」
こんな状態に陥ってしまう人も多いでしょう。

事実、私もそんな”頭ごちゃごちゃ状態”の1人でした。

ただ、今改めて振り返ると
始めたての頃なんて
気にするべきことは、せいぜい3つくらいだったと思います。

今回はそんな
「何からおさえればいいのー!」
状態の人のための記事です。

「ゴルフ初心者が”とりあえず”おさえておきたいマナー3選」
ご紹介します!

まずはプレーファーストを心掛ける

「プレーファースト」とは、”スムーズにプレーしてね”ということ。

ゴルフは飛距離の範囲内に人が居ると打つことができません。
つまり、自分たちが前に進まないと
後続組の人たちが打つことができない
んですね。

ですから、自分たちのプレーが済んだら
早く着弾エリアを空ける必要があります。

とは言え、
”常に追い立てられているかのごとくプレーしなさい!”
みたいな話ではありません。

”ダラダラプレーしないようにしよう”くらいのイメージの方が、
わかりやすいかもしれませんね。

無駄な時間をかけないように、
短縮できる部分はできる限り省いていきましょう

といった感じです。

具体的には
・カートから離れる際、クラブは色々もっていこう
私の場合は「残り飛距離ちょうど&前後のクラブ+PW」は、
ほぼ常に固定で持ち歩いてます。
グリーンが近づいたらPW、52、58は基本的に全部持って歩いてます。

このように、可能性のあるクラブはあらかじめ持って歩くとスムーズです!

・ボール見つからなかったら早めに諦める
ルール上、ボールを探して良い時間は3分が制限です。

意外とあっという間なので、
早めに切り上げても多分3分経過してます。

悲しい気持ちは痛いほどわかりますが、
ここは上達までの修行だと思って我慢しましょう。
(ボールの消費は必要経費…!)

1点目は「プレーファースト」。
できるだけ、スムーズに進行できるように心がけましょうね。

人が打つ時に邪魔しない

気をつけたいマナー2点目は、
「人が打つ時に邪魔しない」ことです。

具体的には、「音」「視界」ですね。

ゴルフのショットって、想像以上に繊細さが求められるので
ちょっとでも意識を他に持っていかれると、
ミスに繋がりかねない
んです。

・他人が打つ時に、不用意に音を立てない
・ショット時に視界に入らない(スイング軌道の延長線上に入らない)

このポイントは、最低限覚えておきましょう。

また、同組だけでなく、他の組にも配慮できると尚◯です。

ただ、ラウンドしているということは
”楽しみに”来てるわけですから、
無理に、常に小声で話す必要なんて勿論ありません。

「不用意に大声で話したり、バカ笑いなどしなければOK」
くらいに考えておきましょう。

視界に関しては、よく分かんなかったら
「打者がボールに近づいたら、とりあえず黙って動かないようにする」
と覚えておけばOKです。

この「視界」については意外と見落としがちなので、
ちょっと意識的に気を付けておきましょう。

他人の視界ってこちらからは分からないので、
うっかり気になるところに入っちゃってることが結構あります。

また、人によって許容範囲が
かなり違ったりする
ので、

「あの人はOKだったのに、
この人には怒られた…」

なんてことも起こり得ます。

まぁ、よく分かんなくなったら
とりあえず離れとけばOK
です!

他のプレーヤーが、打ちやすい環境を作るよう心がけましょう!

コースの保護

3つめはコースの保護についてです。

これ、実はルールブックにも明記されてます。

コースをしっかりと保護すること-例えば、ディボットを元に戻す、バンカー をならす、ボールマークを修理する、不必要にコースを傷つけない。

JGA 2023ゴルフ規則 https://www.jga.or.jp/jga/html/rules/rules.html

(ちなみにこのルールに則らなかったことによる罰はありません)

ただ、目土とかディボット直すのとかって、
最初の頃は難しいし、余裕もないと思います

その場合は正直、
「プレーファースト」を優先しちゃっていいと思います。

「ダフったけど目土袋持ってなかったから一回カートに戻って…」
とやってると、逆に迷惑になりかねませんからね…

初心者のうちは
・グリーンを走らない
・グリーン上にパターとボール以外の物置かない
・余裕があったら目土しとく
これくらいの気持ちでいればOKだと思います。

この点は賛否あると思いますが、
”コースを大切に扱う気持ちは念頭に置きつつ、
自分のできる範囲で対応しましょう ”
と伝えたいです。

ラウンドに慣れてきたら、
「あの頃できなかった分の罪滅ぼし」
って感じで、他人の分も多めに目土しときゃええのです。

補足:なぜそもそもマナーが大切なのか

ここはあくまで私の一意見で、一般論ではありません。

なぜ、ゴルフでは”マナー”が重視されるのか?

それは
「ゴルフは自由にプレーできるスポーツだ。
自分が自由にプレーできるゆえに、
他人の自由を奪ってはいけない」

これは、漫画「ゴルフは気持ち」で語られていた内容です。

これに尽きると思います。
(何話で出てきた話か失念してしまい再読できず、
細かいニュアンスなどはうろ覚えですが…)

ゴルフはプレー中に審判が見ているわけでもなく、
まして、自分以外誰も見ていないなんて状況が
頻繁に起こるスポーツ
です。

全ての判断は”自分”に求められます。

それがゴルファーにとっての「自由」でもあり
また、「責任」でもある
のではないでしょうか。

安全に、そして何より”楽しく”ラウンドするために、
その場に居る人達みんなで環境を作っていく必要がある。

だからこそ、ゴルフにおいて
「マナー」が重視されると、私は考えています。

(その他ゴルフの”文化”的な側面からの影響もありますが、
今回の趣旨とは異なるため割愛させていただきます)

初心者の方においては、大前提として
「ラウンド中は、他のプレイヤーに迷惑をかけないよう配慮する」
ということを念頭に置いておけば、大きく失敗することはないでしょう!

おまけ & 余談

ここからはめちゃめちゃ余談な上に、
ゴルフトレンドウォッチャー・コヤマカズヒロ さんの
言葉の受け売りとなってしまいますが、

「周囲のケアに努めるのも、上級者の責任の一つ」という点。

”みんな、こうしようね!”と伝えたいというよりは、
私もこのようなゴルファーでありたい、
というお話です。

あれは私がまだかなりの初心者の頃。
(スコア120とか130とかが普通でした)

「キミ、一番年下だからカートよろしく!」
といって、渡されたカートのリモコン。

正直辟易しました…

自分のプレーで精一杯なのに、
適切にカート回すのなんて流石に無理なんですわ…

カートのコントロールも、
目土も、
ピッチマークの修復も、
全員が100%完璧にはできないと思っています。

というより、全員ができないのは当然でしょう。

であれば、余裕のある人がカバーしてあげたら良いと、
私は思っています。

直接目にしたことはないけれど、
僕らが初心者の頃、
きっとどこかでお世話になってきたはずです。

”ゴルフに慣れてきた”人は、
”ゴルフへの恩返し”として
初心者のケアにも目を向けられればと思います。

そうすれば、ゴルフという文化が、
より良いものになっていくのではないでしょうか。

そして私自身もかくありたいと思うのでした。

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