皆さんこんにちは。
Life Get Better 編集長のコーヤマ・リョウジです。
唐突ですがみなさんに一つ質問です。
あなたの生きる目的はなんですか?
と、かなり唐突な質問ですみません。
すこし壮大すぎるので、ちょっと質問を変えましょう。
あなたは今日、自分がやりたいことを他人のために何個我慢しましたか?
この記事を夜読んでいる方は今日1日を、
朝読んでいる方は昨日1日を、少しだけ振り返ってみてください。
今日はタイトルの通り「自分人生の”主権”をちゃんと取り戻そう」というお話をしたいと思います。
そのエリクサー、いつ使うの?
ゲーム好きにはピンと来る方も多いかと思われますが、
「エリクサー病」もしくは「ラストエリクサー症候群」と呼ばれる事象があります。
エリクサー病とは、ロールプレイングゲーム(RPG)「ファイナルファンタジー」シリーズの回復アイテムであるエリクサーやラストエリクサーなどの高性能アイテムを死蔵させてしまうプレイスタイルを指します。
google検索AIによる概要より
「ラストエリクサー症候群」とも呼ばれ、主に入手困難なアイテムや高額なアイテムを使用せずにプレイする傾向を指します。
私自身もゲームをプレイする時には割とアイテムを貯め込んでしまうタイプなのですが…
色々な人(特に会社勤めの方)と話していると、
実生活でもこの「エリクサー病」にかかっている人が多いと感じます。
皆さんにもう一度、この質問をします。
あなたは今日、自分がやりたいことを他人のために何個我慢しましたか?
会社員でも、学生でも、個人事業主でも、
誰にだって「自分の人生を好きにする権利」があります。
権利、使い所迷っていませんか??
「今のプロジェクトが一段落したら…」と、溜まってる有給はありませんか?
今日はあんまり気が乗らなかったのに、無理やり会社に行きませんでしたか?
もちろん、社会という枠組みで生きる以上、常に自由に振る舞って良いとはなりませんが、
あなたの手には「自由に行動する権利」(=エリクサー)があります。
そのエリクサー、いつ使いますか?
改めて考え直したい、「人生の主権」
今回は例として「自由の行使」の側面から人生の主権について考えましたが、
私たちはうっかりしてると気付かないうちにどんどん主導権を奪われてしまう社会に生きています。
あなたが今スマホを触っているのは、本当に自分の意思ですか?
さっきまでいじっていたアプリ、本当に「いじりたい」と思って触っていましたか?
私は以前とあるエンタメ系のアプリ制作に携わっていたことがあるのですが、その職場のリーダーはこう話していました。
「いかにユーザーの可処分時間を奪い取れるかが勝負」
誰もがスマホを持つようになった現代、世界中の大企業、世界中の「頭の良い人たち」はあの手この手であなたの時間を奪おうとしてきます。
きっとこの流れは、技術の発展によってますます加速していくことでしょう。
日々忙しく働いているあなた。
一度足を止めて
「自分の人生の主権」
に、今一度目を向けてみてはいかがでしょうか?
最後に名著「嫌われる勇気」から拝借します。
あなたが誰かに嫌われているということ。それはあなたが自由を行使し、自由に生きている証であり、自らの方針に従って生きていることのしるしなのです。
岸見 一郎 , 古賀 史健 (2013) 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え ダイヤモンド社